DSのオリジナルRPGを集めてみた

2014.12.02
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ニンテンドーDS

本日2014年12月2日は、ニンテンドーDSの10周年でございました。

純粋に早いものです。発売当時は何をしていたのか、自分の人生では非常に珍しいゲーム熱の冷めている時期だったらしく、さして興味が湧かなかったことを覚えております。もしかしたら「タッチペン」というこれまでにない存在から従来のハードとは異なる匂いを感じ取り、自分の好きなRPGとは無縁の代物だと勝手に思い込んでいたのかもしれません。

実際、発売後しばらくはこのタッチペンを活かすシステムが前提で、それはRPGといえども例外ではなく、タッチペンで剣を振ったり魔法の紋様を描いたりさせる作品が多かったように思います。直感的な操作は最初こそ物珍しさで楽しむことができるのですが、延々と繰り返すとなると次第に冗長に感じてしまい、正直好きなシステムではありませんでした。

しかし、そのうち「別に無理やりタッチペン使わせなくてもいいんじゃね?」という流れが生まれ、従来のオーソドックスな形に近い作品も出始めるようになりました。使ったら使ったで直感的な操作ができるけれど、従来のボタンのみでも十分にプレイ可能という絶妙な匙加減。個人的にもこのあたりが最良の選択ではないかと思います。後にはタッチペンの存在を完全に無視したRPGも多数登場しました。

そんなDSも10周年を迎え、後継機の3DSに後事を託し、現在では店頭からソフトが消えつつあります。自分もそれに合わせ、興味のあるRPGを確保しておこうと本格的に調査をしてみたところ、なんとまあ予想以上にマイナータイトルの多いこと。
タッチペンを「無理やり活かす」から「まったく活かさない」までシステム的に幅広い作品が生まれたDSは、勝ちハードという性質も手伝って、これまでになく多種多様なRPGの坩堝になったのではないでしょうか。

せっかく調査をしたので、本日はその中でも「続編・派生・移植・リメイクではなく原作もないオリジナル作品」を、発売日順で可能な限り紹介してみたいと思います。

アイアンフェザー(2006年1月19日)

コナミの発するアクションRPG。
絵柄的にも、「小学三年生」で漫画が連載されていたという事実からも正直子供向けのきらいがありますが、社会人ユーザーからも「意外な良作」という評価が聞こえる一作です。公式サイトの勇ましいBGMがgood…だったのですが、残念ながら閉鎖。

ロストマジック(2006年1月19日)

タイトーのアクションRPG。
こちらのほうが約5年も先の発売なのですが、タッチペンによる魔法の使用と、ジブリチックな絵柄はまさに「二ノ国」の前身的。しかし、ジャンル的にリアルタイムに正確な魔法の使用が求められる難易度は二ノ国を遥かに凌駕します。トリスティアが可愛い。

ディープラビリンス(2006年3月23日)

インタラクティブブレインズの「タッチアクションRPG」。
これぞというほどタッチペンを使用したシステムで、「キングスフィールド」のタッチペン操作バージョンと言えば伝わりやすいかもしれません。個人的にもつい先日にクリアしたばかり。エスニックな世界観とBGMが魅力です。

コンタクト(2006年3月30日)

マーベラスインタラクティブから発売されたRPG。
上下の二画面で別の世界を表示するという変わった構成の作品で、グラフィックの雰囲気的には「MOTHER」に近いものがありそう。シンプルなタイトルが印象に残りにくいですが、人によってはかなりの高評価を得ている模様です。

降魔霊符伝イヅナ(2006年6月8日)

サクセスのダンジョン探索型RPG。
早い話がトルネコやシレンの「くのいち」バージョン。ただしHPやお金の桁数がひとつ多く、経験者ほど最初は戸惑うかもしれません。続編の「弐」も発売されています。

リマインデライト(2006年9月28日)

タイトーのアクションRPG。
これまたタッチペンをフルに使用した戦闘システムの一作。パッケージの絵柄はやや子供向けっぽく、またそれ以上に「海外製」の雰囲気を放ちます。

世界樹の迷宮(2007年1月18日)

アトラスの誇る3DダンジョンRPG。
つい先日にも続編が発売され、今やシリーズの総作品数はかなりの数にのぼります。恐らくDS発では最も伸びたシリーズではないでしょうか。自分は絵柄が可愛いすぎるせいで未だに手を出せずにいるのですが、いざ始めたら確実にハマる自信があります。

ルミナスアーク(2007年2月8日)

マーベラスインタラクティブから発売されたシミュレーションRPG。
アニメチックなキャラデザのSRPGという構成は「サモンナイト」に近い? 後に携帯アプリを含めて3本の続編も発売されています。難易度は全般的に易しめとのこと。

昆虫ウォーズ(2007年8月2日)

サクセスから発売されたシミュレーションRPG。
あまりにも地味なタイトル、子供向けな設定、ムシキングの二番煎じなどの理由から売上げは振るわなかったものの、SRPGとしての完成度は極めて高いらしく、内容だけなら知る人ぞ知る良作となっている模様です。

偽りの輪舞曲(2007年8月9日)

同じくサクセスのシミュレーションRPG。
移動時のルートでそのまま攻撃を行う「ルートマニューバ・システム」が特徴で、触りプレイをしたときはそのシュールさに思わず声が出ました。少女マンガのような絵柄とは対照的に、難易度は高いとのこと。

エコリス(2007年8月23日)

ガンホー・ワークスから発売されたシミュレーションRPG。
ユルい絵柄にユルい雰囲気も、意外に鬼畜な難易度が待ち受ける模様です。「エコリス ~青い海と動く島~」という続編があり、正確にはそちらのみRPGの要素があるのかも。

アルカイック シールド ヒート(2007年10月4日)

ミストウォーカー開発のシミュレーションRPG。
王女が率先して戦うSRPGは意外に珍しいかもしれません。SRPG+RPGの戦闘という構成がどうしてもテンポを損ねてしまっていますが、硬派な絵柄やレトロな質感はそれを差し置いて魅力的。

ダンジョンメーカー 魔法のシャベルと小さな勇者(2007年10月25日)

グローバル・A・エンタテインメントのダンジョンRPG。
ダンジョンを掘って敵を誘き寄せるという妙な設定は「カオスシード」に近いと言えるのでしょうか。絵柄はやや子供向け。

ドラゴンテイマー サウンドスピリット(2007年11月1日)

バンダイナムコから発売された「音で生み出すRPG」。通称「ドラスピ」
DSのマイク機能で拾った音に応じて様々なドラゴンが誕生するという「モンスターファーム」を髣髴とさせる作品です。戦闘が6対6だったり属性の概念があったりとシステムはさらに凝っていそう。ドラゴンの種類は100種類以上用意されているとのこと。

フロム・ジ・アビス(2008年1月17日)

ソニックパワードから発売されたアクションRPG。
捻りのない正統派オーソドックスなARPGという印象を受けます。公式等の情報では「爽快感」に重点を置いている模様。

ソーマブリンガー(2008年2月28日)

モノリスソフト開発の「協力アクションRPG」。
「隠れた良作」の筆頭として挙がることが多く、中古品が安価で出回っていることからも満足度の高い感想をよく聞く一作。自分も触りだけプレイしてみたところ、確かに良作の手応えというか、「安定感」みたいなものを感じました。

幻霧ノ塔ト剣ノ掟(2008年5月22日)

サクセスから発売された3DダンジョンRPG。
コンピュータRPGの原点回帰を謳っており、過度な演出を極力排除した硬派な作りが特徴です。初期のウィザードリィのようなワイヤーフレーム表示も可能とのこと。

世界はあたしでまわってる(2008年6月12日)

グローバル・A・エンタテインメントが誇る「あたしのためのRPG」
パッケージだけでは到底RPGには見えず、公式サイトを覗いたところで「主役の姫がわがまま」という点以外ほとんど伝わってこないのが特徴。PVの棒読みボイスは必聴です。後に追加要素を加えたPSP版も発売されています。

タクティカルギルド(2008年8月28日)

サクセスのシミュレーションRPG。
まず携帯レベルのマップグラフィックに軽い衝撃を受けますが、内容はそれ以上に難ありという恐らくDSトップレベルの問題作。それはそれで逆に興味が湧いてきます。ギャルゲー要素もあるとのこと。

ワールド・デストラクション 導かれし意思(2008年9月25日)

セガから発売されたRPG。
ゲームの発売よりも先にアニメ版とマンガ版が先行でメディアミックス展開をするなど、かなりの力の入れようが感じられます。フルボイスが特徴で声優陣も豪華とのこと。ただ…これも肝心の戦闘のテンポが悪いようで、惜しい一作となっていそうな…。

AWAY シャッフルダンジョン(2008年10月16日)

AQインタラクティブによるアクションRPG。
上下二画面を活かしたギミックが特徴の一作。坂口博信さんや植松伸夫さんが手がけているにもかかわらず知名度は今ひとつ…。しかしストーリーは意外にも壮大で、ラストは思わずホロリとさせられます。公式サイトの演出がすごい。

シグマ ハーモニクス(2008年10月16日)

スクエニの発する「ミステリーRPG」。
この時期には珍しい縦持ちプレイの作品です。ミステリーRPGというジャンルの通りアドベンチャー要素が強め。ヒロインのネコ耳帽子がgood。

キミの勇者(2008年10月23日)

SNKプレイモアから発売された「キミだけのファンタジーRPG」。
1つのクエストが30分でクリアできるという手軽さが特徴の一作。可愛らしい絵柄からも本格的なRPGからは離れた印象を受けますが、内容はツボを抑えている模様です。

アヴァロンコード(2008年11月1日)

マーベラスエンターテイメントの「世界を書き換える預言書RPG」。
預言書を人や物に叩きつけて情報量を増やしていくという奇抜な設定が特徴。ギャルゲーと乙女ゲーの両方の要素を持つお得な内容にもなっています。HACCANさんの絵柄がとにかく可愛い。ティアが可愛い。ミエリが可愛い。

ノスタルジオの風(2008年11月6日)

テクモが誇る王道RPG。
飛空船での移動が主体という点を除けば他は至ってオーソドックスで、人によっては食傷気味な内容かもしれません。ただ、当時の自分にはこのシンプルな内容と、王道で清々しいストーリーがこの上ないほど綺麗にハマりました。個人的にプレイ済みのDSソフトの中ではNo.2に挙げたい作品。公式サイトの雄大なBGMは必聴です。

英雄戦記レーヴァテイン(2008年12月4日)

ガンホー・ワークスのシミュレーションRPG。
これまたグラフィックは携帯レベルであり、武器が「英雄武装」とちょっとカッコいい名称になっているぐらいで別段目新しい要素もないのですが、その手軽さゆえについついプレイしてしまう妙な中毒性を持つ侮れない良作です。瀬名さんの歌う主題歌が壮大。

RIZ‐ZOAWD(2008年12月25日)

メディア・ビジョン開発の「オズの魔法使い」を元にしたRPG。
この時期には珍しい完全タッチペン仕様で、擬似トラックボールを用いた移動方法が特徴です。ちょうど先日に購入したばかりでまだ触りの段階ですが、DS最高峰と名高いBGMとグラフィックが素晴らしく、タッチペン限定といえどシステム周りも丁寧でかなりの手応えを感じています。立ち上げた瞬間に世界に引き込む演出が素敵。

デスティニーリンクス(2009年2月5日)

バンダイナムコのアクションRPG。
豊富なクエストと多くの素材を集めたりすることから「2Dのモンハン」とも評される作品。これもつい先日に購入したのですが、その性質ゆえにおいそれと手を出せずにいます。パッケージのドヤ顔率がすごい。

セブンスドラゴン(2009年3月5日)

セガから発売されたRPG。
システムはオーソドックスながら、可愛らしいちびキャラが一生懸命戦うのが特徴。「テンポ感抜群の倍速バトル」というフレーズに惹かれます。開発には新納一哉さんなどの「世界樹の迷宮」のスタッフもかかわっているらしく、共通点も多く見られるとのこと。PSPにて2本の後継作が発売されています。

ダン←ダム(2009年4月29日)

アクワイアから発売された「ダムマネジメントRPG」
タイトルは「ダンジョンズ&ダム」の略。世界初の「ダム防衛ファンタジー」を自負し、さらに主題歌が「ダムに恋して!」と、これでもかとダムを前面に推した斜め上への力の入れ具合が嫌でも興味を誘います。

ウィッチテイル 見習い魔女と7人の姫(2009年5月28日)

日本一ソフトウェアから発売されたRPG。
可愛らしい子悪魔的な魔女が主人公。様々な御伽噺をモチーフにしており、絵柄に反して不気味な雰囲気もうまく表現されているとのこと。操作はタッチペンオンリーで、もちろん魔法も紋様を描くタイプですが、難易度は低い模様です。

タクティクスレイヤー リティナガード戦記(2009年5月28日)

D3パブリッシャーから発売された「コスプレRPG」
正確なジャンルはシミュレーションRPGであり、女子高生を好みのコスチュームに着替えさせ、そのコスチュームによって能力値が大きく変わるという背徳的な設定が特徴です。キャッチコピーは「染めて戦え、オレ色の部隊で!」

無限航路 ‐Infinite Space‐(2009年6月11日)

セガから発売されたSFのRPG。
壮大なストーリーと入り組んだシステム、そしてそのボリュームから「据え置き機で出すべき」と言われたりもする作品で、おいそれと手を出せない大作感が漂います。ジャンル的に珍しい世界観は「銀河英雄伝説」等が好きな人にマッチしそう。

ブラッド オブ バハムート(2009年8月6日)

スクエニから発売されたマルチプレイRPG。
スクエニらしいタイトルには惹かれるものの、マルチプレイありきのような構成が購入を躊躇わせます。今更のソロプレイでどこまで楽しめるか。

アイアンマスター(2009年10月8日)

Genterpriseから発売された「経営シミュレーションRPG」。通称「アイマス」
主人公が「武器職人」という一風変わった立場の作品です。公式サイトを見てもいまいちイメージが掴めませんが、評判によると同じ作業の繰り返しに陥ることが多いらしく、そのあたりにも「職人気質」が表現されているのかもしれません。仏頂面で黙々とプレイしたい。

クロストレジャーズ(2009年12月3日)

スクエニが発売する「みんなとつながる、みんなであそべるRPG」。
「ブラッド オブ バハムート」と同じくマルチプレイ前提の触れ込みがネック。ただ、こちらはソロプレイでも十分面白いとの声を聞くこともあります。キャラクターデザインがスクエニらしくないのも特徴でしょうか。

ワイズマンズワールド(2010年2月25日)

なんとジャレコから発売されたRPG
恐らくDS唯一のジャレコ作品だと思います。「ジャレコ再生プロジェクト」の第一弾らしく、キャッチコピーは「あの頃の"RPG"をもう一度」。往年ゲーマーの心をうまく捕えたのか評判はかねがね良好で、「隠れた良作」の評も聞こえるほど。夜神ライトのような主人公の挑戦的な眼つきが印象的です。

ラジアントヒストリア(2010年11月3日)

アトラスから発売された「死亡フラグをへし折るRPG」。
現時点、プレイ済みのDSソフトの中では間違いなくNo.1に挙げたい作品です。多くは申し上げません。「RPGはストーリーだ」という人は是非ともプレイしてみてください。

二ノ国 漆黒の魔導士(2010年12月9日)

レベルファイブが送るファンタジーRPG。
スタジオジブリが作画を務め、久石譲さんが音楽を担当するという、ジブリ映画がそのままゲームになったかのような作品。魔法の使用がタッチペンで文様を描くタイプであり、「マジックマスター」という本格的な魔法指南書が同梱されています。思った以上に子供向けなきらいはあったものの、こんなゲームを少年期にプレイできる世代には嫉妬してしまいそうな完成度となっています。

ノーラと刻の工房 霧の森の魔女(2011年7月21日)

アトラスから発売された「殺し屋アクション」「新生マイスターRPG」。
前評判こそ「アトリエシリーズのパクリ」と厳しい声が聞こえたものの、いざ発売してみれば完成度の高さで見事にそれらの批判を覆した印象です。個人的には世界樹の迷宮と同じく絵柄が可愛いすぎるせいで二の足を踏んでいるのですが、世界樹やアトリエシリーズを始めるよりは単品のこちらのほうが手を出しやすそう。公式サイトのBGMが可愛い。

終わりに

以上、計40作品を並べてみました。もちろんほかにもあると思われます。
DSあたりの作品にもなれば、インターフェイス周りも最低限の設計が望めるわけで、最新作のような新鮮さはなくとも、大半の作品は今プレイしても少なからずハマれる要素があるのだろう勝手に希望を抱いています。
今や大抵の作品が3桁で購入できるDSはまさに買い時。市場から消えつつあるのも必然です。少しでも興味のあるタイトルは早めに確保しておきたいところです。

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