不思議の国のラビリンスをクリア

2016.02.16
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不思議の国のラビリンス

ライドオンの名作「不思議の国の冒険酒場」のスピンオフ作品。前作のメインメンバーの一人であった盗賊娘のリーディアを主人公としたローグライクRPGとなっています。
元々はPSMoblieで配信された作品ですが、2015年7月15日に配信が終了し、様々な追加要素を得て3DSに復活しました。

不思議の国のラビリンス

まあ~システムに関してはトルネコなどとほぼ同じ、オーソドックスなローグライクと言えます。といっても、自分はローグライクにあまり縁がなく、近年のローグライクはほとんど知らんのですが。下手をしたら初代のトルネコかチョコボ2以来かもしれません。

それよりも、今作の感想などを当たってみて驚いたのが、「これシレンなの?」とか「システムまんまシレンじゃん」とか、極めつけは「ここまでシレンをパクッて怒られないのだろうか」という意見が見られたこと。
なるほど、どれくらいの世代の方々かはわかりませんが、少なくとも「ローグライク=シレン」という図式の方々がいらっしゃるようで、かたちは違えどワンダーボーイを「ビックリマンワールドじゃん!」と言って兄に窘められた昔の自分を思い出すようです。
このような方々には「違うよ、元々はゲームギアのドラゴンクリスタルというゲームが発祥なんだよ」と優しく嘘を教えてあげたいですね。

不思議の国のラビリンス

今作では王室料理人となったシーラが国王夫妻の外交に随従し、その先の王様に惚れられるというシンデレラな展開があったりして、シーラとフレットの関係にヤキモキしている人は楽しめるかもしれません。個人的にはエーリアスとアルフィネが直接絡んでいるのがやたらと新鮮に映りました。たしか前作ではなかったはず。

不思議の国のラビリンス

3DS版では新たにアルフィネとカメリナお姉ちゃんでのプレイが可能になります。
何がすごいって、この2人は武具が装備できなかったり杖や本が使用できなかったりする代わり、それぞれ多彩な「魔法」と「必殺技」習得できるのですが、2人ともクセがありながらも見事なバランスでまとまっていることです。

いやほんと、近年のローグライクに疎いだけに、シレンなどではとっくに存在する要素なのかもしれませんが、この「ローグライク」というある意味完成された世界において、ここまで仕様を変えたキャラクターを、しかも2人も成立させるなんてのは結構な大事のように感じます。どうなのでしょう。

不思議の国のラビリンス

あと、今作の料理は前作ほど重要な要素でないせいか、少々難儀な仕様になっています。まず何よりオートセーブの仕様からやり直しが許されない。それでいて嫌がらせのようなレシピが存在するのです。

まず1つが上記の「ドラゴンカレー」。
これこの前にチキンカレー、ポークカレー、ビーフカレーがあって、それらがすべて「肉+カレー粉+ポテト+ライス」の構成なのですね。なのでこれも肉を「ドラゴンの肉」に変えればOKでしょ思ったら…ご覧の有様ですよ。また架空の料理だけに、必殺のクックパッドも通用しないという鬼畜ぶり。これで貴重なドラゴンの肉を鍋に溶かした人は多いんじゃないかと思います。

そしてもう1つは未だに判明しない「野菜の天ぷら」。
まず「野菜の」という抽象的な修飾語がなんとも厄介だというのに、こいつが性悪なのは説明文に「別名かき揚げ」と書いてあり、かき揚げなら前作にもあった!と思わせておいて同じ野菜を入れると失敗すること。しかも伏せられている部分が2ヶ所なので、数ある野菜の中から正解の組み合わせを見つけなきゃならず、もちろん片方が野菜でない可能性もないとは言い切れないというなんとも難儀な状況になっています。

不思議の国のラビリンス

なんにせよ、一番嬉しかったのはシュペック亭とその周りの面々のその後の展開が見れたことですよ。3DS版の冒険酒場をプレイしたのもそれほど昔ではないのに、今作の冒頭でマスハイムのBGMが流れただけでなんだか懐かしい気持ちにさせられました。前作も今作とも、つくづく600円では安すぎるシリーズだと思います。

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