2017年のゲームを振り返る 上半期

2017.12.18
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ブログテンションが落ちるとこまで落ちた管理人です。ようやく重い腰を上げて今年のゲームを振り返ろうとしたら、2つ前の記事がすでに昨年のゲームを振り返っているという体たらく。ブロガー界隈では「何でもいいからとにかく毎日更新!」なんてアドバイスもあるそうですが、その是非はともかくとして、それを実践できる人は何らかの才能があるんじゃないと思います。毎日なんてとてもとても。

というわけで、今年クリアしたゲームを雑に振り返りたいと思います。正確には「自分が今年初めてクリアしたゲーム」ですので、今年発売でないものも含まれます。

ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期 (VITA)

ダンガンロンパシリーズのナンバリング3作目。終盤まではさすがの展開だったのに、ラストの盛大なちゃぶ台返しで大きなケチが付いてしまった…というのがよく見られる評価でしょうか。とはいえ、これまで散々プレイヤーを仰天させてきたシリーズだけに、変化球の多い3作目ともなれば致し方なしの内容という気もします。そもそも、あの完成度の高い1作目を、2作目で普通に越えてきたことが奇跡に近いのではないかと。

個人的にこのシリーズは3章か4章の、まだメンバーが10人前後残っている学級裁判の、議論が白熱してくる中盤の、文字通り「議論 -HEAT UP-」の流れるノンストップ議論のあたりが一番好きです。

レイジングループ (VITA)

ケムコさんによる「人狼」を元にしたアドベンチャー。元々はスマホ専用であったところ、このVITA版で再び注目を集め、今や様々なプラットフォームに移植される人気作となりました。

冒頭など、ちょっとラノベ的な言い回しが気になる人は気になるかもしれませんが、いざ実際に人狼のパートが始まれば、極限状態での高度な心理戦に引き込まれること請け合いです。よく見かける「続きが気になって眠れない」という感想は、あれたぶん誇張でも何でもありませんから。

正直、最初はそれほど期待していなかったので、「ダンガンロンパの直後にプレイするのは気の毒かな…」とか、冒頭の房石さんを見て「なんかパッとしない主人公だな…」とか思っていた頃が懐かしいです。本当に有名になりました。来年はメディアミックス展開もあるかもしれませんね。

魔女と百騎兵 Revival (PS4)

自分の昨年のベストゲームである「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」と同じ世界観を持つアクションRPGの、PS4にて発売された早期リメイク版。来る続編に備え、PS4ごと購入しました。

ルフランの感想を追う段階で度々「同等以上」との意見を見聞きしていただけに、自分の中でのハードルはかなり高かったと思います。それでも、絵本の世界に適度なエグさをちりばめるかのようなダークファンタジーぶりと、冒頭から幾重にもなる伏線を忍ばせ要所で解き放つ展開はさすがの一言。クリアに到達するまで、その展開に何度驚かされたことでしょうか。

個人的には、最初は「普通にクリアするだけでも60時間」と聞いていたので、「じゃあアクション下手な自分は80時間かな」と謙っていたところ、40時間ほどで終盤の雰囲気になり、「あれ、ひょっとして上手くなってる…?」と勘違いしたのも束の間、突然ほっぽり出される12章で大苦戦し、終わってみれば結局80時間という浮き沈みを味わった作品でもありました。
これだけの長時間を費やしただけに、最後のスタッフロールの破壊力はそれはもう凄まじいものに…。PS4で最初にプレイしたゲームというドキドキもあって、忘れられない作品になったと思います。

魔女と百騎兵2 (PS4)

そしてこちらが続編。多大な期待を寄せつつも、「ディレクターが変わった」という情報に一抹の不安を抱いていたら…、悪いほうの予感が的中してしまいました。

いや、ゲーム単体で見れば悪い内容ではないし、初見ではまず苦戦するボスの難易度や、固有ノートリアスの存在は良かったと思います。マップの自動生成やBGMの使いまわしも全然許容範囲です。
ただ、つい一ヶ月前に前作をプレイした新参の自分でさえ、このストーリーが「魔女百の続編に求められていたものではない」のは理解できてしまいます。ルフランや前作にはこれでもかと張り巡らされていた伏線がほとんどなく、ダークファンタジー的な描写も乏しかったと思います。

個人的に一番残念だったのはアマリエお姉ちゃん。デザインの佇まいやキャッチコピーを見る限り、WR内ですでにそれなりの地位を築いていて、その上でミルムを守るために世界に仇をなす優秀なお姉ちゃんだと想像していました。まあ~これは自分が勝手に想像していただけですけれど、このアマリエお姉ちゃんを始め、各キャラの行動に説得力がなくて、物語自体がなんかふわふわしていた印象です。

BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣 (PS4)

あの岸田メル先生がキャラデザと監修を担当したガストのJKRPG。正直「アラアラが延期したから」購入したに過ぎないのですけれど…これは良い意味で裏切られた良作でした。

まず何より、主要メンバー全員が女子高生の美少女という点が、UIやBGMの透明感に活かされていて、これまでにない(少なくとも自分は知らない)RPGの世界観を作り上げています。ゲーム内容としては難易度が易しすぎる、通常戦闘にあまり意義がない、隠し要素といったものがないなどの欠点はあるものの、ボス戦にあたる原種戦がサポーターの参加による総力戦感と、距離に応じて変化する多段のBGMで、通常戦闘の退屈さを補って有り余る魅力を発揮しています。ストーリーもシンプルな構成で良くまとまっていました。

特に印象的だったのが第8章の展開。強制敗北戦闘から、最後のサポーターの加入を経て、武器がパワーアップして新しい要素が解放され、原種とのガチ再戦と初の撃破、さらにそのあとのフリー期間から通常戦闘曲がPV等でよく流れた「こすいち」に変わっているという…このあたりの王道展開の「わかっている」感が凄まじくて、ここで一気にテンションが上がりました。

ほか、ガスト作品にしては延期がなかった割に、バグらしいバグが見当たらないのも褒められるべき点ではないかと。なんというか、限られたリソースの中で取捨選択をしっかりと見極め、本当に表現したい部分に注力した作品という印象です。先に挙げた欠点も、その結果なのだとしたら許容できてしまいます。

課題は明白なので、新規IP作品としては良い位置に着地していると思います。メル先生も次に繋げる気満々のようですし、うまくゲーム性を向上できたら、唯一無二のRPGシリーズに化けるかもしれません。

ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王 (3DS)

個人的待望であった「ファイアーエムブレム外伝」の満を持してのリメイク作品。FEダイレクトの発表当日は感動で震えました。キャラデザはアトリエの黄昏シリーズなどを手がける左さんが新たに担当。

よくFEは「覚醒から」と「それ以前」で分けられることがあり、どっちがどうだのといった良し悪しは抜きにしても、テイストの違いでそこに線引きがあるのは自分も大体同意しています。
で、本作はその線を初めて跨ぐリメイクとなるわけで、オリジナルの雰囲気、特にシリーズ初期作品に強く出ている「戦争感」が損なわれてしまうのではないかというのが不安点だったのですが…、これが杞憂に終わってくれました。展開として改悪と取れる部分がないわけではないのですけれど、あくまでオリジナルを尊重した肉付けであり、エフィやベルクトなどの新キャラもうまく機能していたと思います。

システム面でも、弓兵の射程や最低ダメージ、または村人ループなどの特徴的な仕様は残しつつ、天使の指輪の+2上昇は削除する好判断。ジュダの弱点を経験者ほど戸惑う仕様に変えたのもお見事でした。

物議を醸したDLCのオーバークラスについては、価格云々よりもそれを要して戦う相手がおらず、さすがに蛇足だったんじゃないかと思います。それよりはサイファの4人をもっと早めに出してほしかった。

アライアンス・アライブ (3DS)

フリューの正統派ファンタジーRPG。3月から延期して6月発売となり、同じく楽しみにしていた「ゴッドウォーズ」と被ってしまったところ、悩んだ末にこちらを取りました。

本作を端的に表すなら、レジェンドオブレガシーをベースに万人向けの調整を施した作品といったところ。壮大な舞台設定、随所の王道的展開、中盤の海移動と後半の空移動、それに伴う多くの寄り道要素などRPGのお手本のような内容は、SFCの時期によく見られた正統派作品のひとつの完成形を成しています。ある程度RPGを嗜む人であれば、20章の展開にテンションが上がらぬことがあるのでしょうか。

それだけに、レジェレガに傾倒した人にとっては、特に難易度の低下など物足りない内容であったかもしれません。実際自分もレジェレガで散々苦戦させられたバガー系やドラゴン系があっけなく倒れる様には複雑な感情が湧き上がり、ちょっと万人向けにしすぎたのでは?と思ってしまったのも事実です。
世間の評判を見るに、この調整は大成功ということになるのでしょうが、ディレクターはレジェレガと同じ人ですから、そこへ至るまでの舵取りは紆余曲折があったんじゃないかと勝手に想像しています。

下半期へ続きます。

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