2020年のゲームを振り返る 上半期

2020.06.24
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上半期の終わりにこんにちは。ここは年末に今年クリアしたゲームを振り返るだけのブログですが、今年は皆様もご存知の通り世界規模で大変なことになりまして、自粛を強いられた期間はこれはもう「崩せ!」という天啓に違いないと多くのゲームを消化しまして、しかしこのままだと年末まで内容を覚えている自信がないと危惧しまして、早めに振り返りをしたいと思った次第です。

というわけで、今年の上半期にクリアしたゲームを雑に振り返りたいと思います。正確には「自分が今年初めてクリアしたゲーム」ですんで、今年発売でないものも含まれます。つーかほとんどそう。

オメガラビリンス (VITA)

D3Pのバカゲーと見せかけて実はしっかりした作りのローグライクRPG。
元々は「死印」が面白かったから、友人に「似た雰囲気のゲームないかな?」と借してもらった「真・流行り神」の中になぜかこのゲームが入っていたのが出合いです。そのときの胸中をお察しください。

なので、本編はクリア済みなのですけれど、裏ダンジョンからが本番みたいなゲームですから、このあと攻略予定の「ボイド・テラリウム」に向けてローグライクの勘を取り戻すためにも、とりあえずトロコンまでやったるかーと軽い気持ちで再プレイしてみたところ、これがむちゃくちゃ大変でした。特に聖女防具+10の面倒くささと、98Fで帰還を余儀なくされたあの敵はほんとにもう…。

上にも書いたように、「バカゲーと見せかけて実はしっかりした作り」というがこのシリーズの代表的な評価であり、そこに関しては自分も納得なのですが、たまに見る「ローグライクの中では簡単な部類」という感想には戦慄を覚えます。これがシレンジャーの感覚なのでしょうか…。

ボイド・テラリウム (PS4)

そんなわけで、準備万端で迎えた日本一ソフトの新作ローグライクRPG。荒廃した世界でロボットとAIが幼女をお世話するという非常に日本一らしい設定のゲームです。

ローグライク難度としては、中盤までは順当に難しくなっていくと思わせて、徐々に本作の特徴のひとつである「スキル」の抽選率の操作が可能になっていき、終盤のダンジョンほど無双状態になりやすいという意外なつくり。まさかローグライクで「爽快感」が味わえるとは思いませんでした。こういうジャンルの既成概念を取っ払うシステムも日本一さんらしい部分ですね。

しかし、何よりも日本一らしさを感じたのは、やはり終盤のストーリーですよ。中盤までに躓かなければ確かにボリュームは少なめかもしれませんが、全体で見れば完成度の高い作品だったと思います。

デス エンド リクエスト2 (PS4)

コンパイルハートのちょいグロRPGの2作目。前作と同じくキャラデザはナナメダさん、シナリオは祁答院さん、主題歌は月蝕會議さんが担当されています。

面白かったは面白かったのですが、選択するだけの昼パートや、前作の仲間たちがあまり必要性なく一気に加わったり、会話だけで終わる章があったりと、所々で作り込みの「間に合わなかった感」を感じてしまいました。グリッジスタイルが最後まで有用になったのは個人的に嬉しい点ですが、これと呪いバグにほとんどデメリットがなかったのも、本来の仕様とは異なるのではないかと思ってしまいます。

ストーリーは続編待ったなしの終わり方なのである種の安心感があるものの、現在DLCが難航?していることを考えると、急遽そこでまとめられてしまうパターンもあるんじゃないかと少々不安を抱いています。

ドラゴンクエスト (PS4)

皆様ご存知の国民的RPGの初代作のPS4版。
ファミコン版以外、要するにリメイクのどれかしらをプレイするのは恐らく十年以上ぶりになるのでどんだけ進化しているんだと期待したものの、どこか解像度が合っていないように見えるグラフィックと、それ以上に敵を倒したあとの微妙な「間」が気になってしまいました。

昨年のロマサガ3もそうでしたが、こういうリメイクや移植作品で妙なテンポの悪さがあると、どうしても作為的なものを感じてしまいます。もちろん実際の事情はわかりませんけど、「テンポの悪い戦闘+レベル上げ不要」と「テンポの良い戦闘+レベル上げ必須」のバランスだったら、自分は断然後者のほうが好きです。

WILL:素晴らしき世界 (PS4)

PLAYISMから出ている中国発のDL専用AVG。少女とイヌの神様が、人間から送られてきた手紙の文節を入れ替えて結末を変えていくというお話です。

といっても、替えられる文節はかなり限られており、また手軽に再試行が可能なこともあって、実際は総当たりで全パターンの結末を網羅していくプレイが基本になるんじゃないかと。なので、この部分のゲーム性はほぼないに等しいのですけれど、手紙で描かれる人間模様が良質で、そんなことは気になりませんでした。特にカルロスとアリシアの姉弟、カルロス編のラストが演出も相まってとても良かった。

あと、ローカライズ作品ということを忘れるくらい文章に違和感がなかったのも評価点だと思います。そもそも手紙が主軸になる海外作品をローカライズしようとする気概がもうすごい。

ネットハイ (VITA)

長らく気になっていたマーベラスのAVG。
主にインターネットの文化を主題に、逆転裁判とダンガンロンパのシステムを足して割って、ついでに難易度も下げたような内容でした。主題が主題なだけに、拒否反応が出る人は出るかもしれませんが、ともすればネガティブになりがちな題材を、前向きで爽やかな物語にまとめたのはお見事だったと思います。

発売当時からそこそこ話題になっていた気がするので、未だに移植や続編の話を聞かないのが少々意外な感じです。主題がとにかく流れの早い世界ですから、そういうのも関係しているのかなと思ったり。

追放選挙 (PS4)

日本一ソフトのデスゲーム系AVG。こちらはかなりダンガンロンパに近い設定ですが、実際にやってみるとゲーム性は大きく異なり、だいぶシンプルなものになっています。

ただ、そのぶん会話や心理描写のテキストはしっかりしていて、個人的にも主人公など何人かのキャラの行動理念が納得でき、冒頭からすんなり話に入り込めました。現実ではまずありえないような場面でも「ああ、そうだよね、多分こんな感じになるよね」ってのが上手く描かれていたと思います。

あと、一部のキャラのキャラ立ちがすごかったと思うんです。特にアーシャ&カーシャの双子姉妹。このゲームだけのキャラで終わらせるにはもったいなすぎるのでは…!

アークオブアルケミスト (PS4)

コンパイルハートのタクティカルアクションRPG。ジャンル的に発売当時から気になっていたところ、いつの間にかびっくりするくらい安くなっていたので購入しました。

内容は…、まず何よりボリュームが少なく、これは確かに安くなるのも致し方なしといったところ。普通なら当面のライバルになりそうな他国の一隊と、隊長同士が初対面から割と穏やかに意気投合していて、何というか全10章の物語の7章くらいから始まった感が拭えませんでした。

全般的に暗めな雰囲気と、意外に硬派な主人公、また拠点の施設のレベルが配置によって変わるとこなんかは個人的に好きなんですけど、結局のところボリューム不足の前には焼け石に水でしかなく、もし発売日にフルプライスで購入していたとしたら、やっぱり後悔していたんじゃないかと思います。

シュタインズ・ゲート ゼロ (PS4)

クリスを救えなかった場合のシュタインズ・ゲート。シュタゲシリーズは中古でも全般的に高値を維持しているのに、これだけはPS4版でもやたらと安かったので購入しました。

個人的に無印版のトゥルーエンドは相当な完成度だと思いますから、本作の初報を聞いたときは蛇足にしかならないんじゃないかと思い、結局そうなってのこの価格だと思ったのですが、実際にやってみたら、もちろん無印版ほどではないにせよ、少なくとも蛇足なんかではない内容でした。

つーかシュタゲの世界観、やっぱり良いわぁ…。独特の魅力がある。

ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮 (PS4)

TOYDEAのローグライクRPG。元々はスマホのゲームなんでしたっけ?とにかく、DL専用で低価格にもかかわらず、高い完成度と鬼高い難易度が評判のゲームです。

もうほんと、評判に違わずめちゃくちゃ難しかった。当たり前のように永続的な成長要素はなく、もちろん倒れたらアイテム全ロスで、さらにリレミトの巻物のような途中脱出手段が存在しないという地獄。深層へ進むにはプレイヤースキルというか、ファングを中心としたシステムの理解を深めるしかなく、オメガラビリンスに大苦戦していた自分ごときがどうして手を出そうと思ってしまったのでしょうか。

ただ、がんばって少しでも理解を深めると、それに応えてくれるかのように進められるようになっていくのが不思議です。本当に考え方ひとつで状況を一気に変えることができたりします。このあたりの中毒性が、鬼畜難易度にもかかわらず評価されている理由ではないかと。個人的に、近年のゲームの中ではトップクラスに頭を使ったし、久々に真っ向からひとつのゲームにぶつかった気がします。

スーパーロボット大戦 (VITA)

スーパーロボット大戦の栄えある初代作のリメイク。元々は第3次Zの時獄篇のおまけなのでプレイできずに悔しがっていたところ、いつの間にか単体DL版が出ていました。

オリジナル版はνガンダムを主役に無限精神の裏技で特訓をしまくって単騎で攻略するのが最終的なスタイルだったのですが、さすがに裏技は修正されているだろうからまともにやってみっかーと思ったものの、全般的にやたらともっさりしているのと、仲間と別れると強化パーツがもらえるため、オリジナル版以上に単騎攻略に向いたゲームになっていました。自分のせいでもあるんですけど、楽しくはなかった…かな。

あと、どこかのスクショにオリジナル版未登場のフルアーマーガンダムが映っていて、追加された第2部ではどんな新機体が出てくるのかと期待したのに、大々的に出てくる某機体とよくわからんラスボス以外に特にいなかったのも残念。正直、1000円ちょいでも高いと感じてしまう内容でした。

特殊報道部 (VITA)

日本一ソフトのオカルトを主題にしたAVG。キャラクターデザインが清原紘さんなので、これも発売当時から気になっていた作品のひとつです。

主人公が報道部としてオカルトネタを追いかけ、各話の最後のニュース番組で適切な画像をタイミング良く選択するというのが基本的な流れ。世間がどこまで本気でオカルトを許容している設定なのかいまいち掴めないのですが、その辺はあまり肩肘張らずに楽しむのが正解なんじゃないかと思います。

それにしても、清原紘さんのデザインだと主要キャラが必要以上に美男美女揃いになりますねぇ…。個人的にはニュース番組の2カット目のドヤ顔の村瀬さんが好きです。

墨鬼 (VITA)

いつかやりたいと思っている「大神」に似ていそうなので買ってみたアクワイアの墨筆アクション。RPGでないアクションゲームの購入なんていつぶりだろう…。下手したらマリオワールド以来かも。

さすが近年のアクションゲームはできることが多く、最初はチュートリアルの動作を把握することすらいっぱいいっぱいだったのに、慣れてくるとかなり自由度の高いゲームということがわかって、縦横無尽にいろいろと楽しむことができました。ラスボスすんごい強かったけど。

こちらもよくボリューム不足が指摘されますが、個人的にRPGほどの執着がないのでそのへんは特に気になりませんでした。それよりもこのシステムなら「ひたすら上を目指すステージ」が欲しかったと思います。

迷宮クロスブラッド インフィニティ Ultimate (VITA)

エクスペリエンスの、剣街やデモンゲイズとはまた別の世界観を持つジェネレーション・エクスシリーズの一作。いつぞやの500円セールの際に3部作まとめて購入していた模様です。

始めてまず驚いたのがシステムの古さ。移植作や関連作がたくさんあって基準がどこあるのか判然としないのですが、まず高速戦闘や倍速自動移動がないうえ、休憩しないとレベルが上がらない、アイテムを個別に持たせないと装備できない、さらに理不尽なレベルキャップの存在に、そもそもレベルが上がりにくいなど、正直最初はプレイを断念しようと思ったくらいでした。

しかし、がんばってこれらに慣れてしまえば、あとは凄まじいボリューム、剣街とタメを張る高難易度、ゾクゾクするシチュエーションの水中ダンジョン、笑えるくらいどこにでもある水道と自販機、本編のラストバトル前の演出、エクストラのラストの圧倒的なレベル差など、ダンジョンRPGとして大満足の内容でした。

時系列的には3部作の一番最後に当たることに途中で気付いたのですが、システム周りを考慮すると一番最初に持ってきて正解だったと思います。ぜひシュバリエみたいにリメイクを遂げてほしい。

真 流行り神 (VITA)

日本一ソフトのホラーAVG。オメガラビリンスのとこに書いた通り、友人に「死印みたいなゲーム」を所望して出てきたゲームですから、ややグロ要素を強めにした特殊報道部とくらいには身構えていました。

が、実際は特殊報道部のような爽やかさは微塵もなく、かなりのグロに加えてかなりの胸糞という想像以上にダメージを負う内容で、特に「生け贄編」と「死臭編」は滅入るくらい重いものが残りました。グロと胸糞が合わさるとこんなにも嫌な破壊力になるのか…、と悔やんだのも後の祭りです。

困ったのは続編の「2」も一緒に買って積んでいること。正直、当分は触れたくない世界ないんですけど、早めに片付けてしまいたい気もする…。

レイギガント (VITA)

バンダイナムコのダンジョンRPG。珍しい組み合わせ!と意気込んだものの、開始すぐにエクスペリエンスのロゴが出てきてアチャーという気分に。このあと2作が控えているというのに。

しかし、エクスペリエンス作品としてはかなり異色のシステムで、正直ゲーム性はそんなになく、それよりは王道少年マンガのアニメ版を見ているような内容でした。構成もすごく綺麗。いつものダンジョンRPGを期待すると盛大な肩透かしを食らってしまいますが、このへんの認識を間違えなければ清々しいストーリーを楽しめると思います。キャラによって視点が異なる大ボス戦もグッド。

個人的にはもう主人公たちに感情移入するような年齢ではないので、それよりは周りを取り巻く大人側、特にコナーと一弥がバーで飲むシーンのコナーの台詞が印象的でした。

東京新世録 オペレーションアビス (VITA)

上記クロスブラッドと同じエクスペリエンスのジェネレーション・エクスシリーズの、旧3部作の1・2作目をまとめたリメイク作品。同じく500円セールのときに購入していた模様です。

高速戦闘と倍速自動移動はまだないものの、アイテムの個別所持がなくなったのと、キャラデザが一新されたことで、だいぶ自分の知っているエクスペリエンス作品に近付きました。時系列的に最初期に当たるためか難易度も抑えられており、サブクラスがないものの特に問題にならないと思います。ただ、いつものボリュームに慣れていると、特にエクストラがあっけなく感じてしまうかもしれません。

オリジナル版をまったく知らない身ですが、クロスブラッドと比べるだけでもシリーズの入口として取っつきやすい作品になっているんじゃないかと思います。高速戦闘と倍速自動移動があればほぼ完璧でした。

東京新世録 オペレーションバベル (VITA)

そしてこちらが旧3部作の3作目のリメイク作品。同じく500円セールのときに以下略。

いよいよ高速戦闘と倍速自動移動が実装され、システム周りの快適さは現行作品と遜色なくなりました。レベルキャップも完全撤廃。エクストラのボリューム的に難易度はアビスよりもクロスブラッド寄りと思われますが、トレハンがとにかく快適にできますから、体感難易度はアビス寄りかもしれません。

時系列的にはこのあとクロスブラッドに続くのですけれど、その通りにプレイしたらシステム周りで戸惑うこと必至です。いやでも、旧3部作からでもない限り同じことになるのでしょうか。やはり、クロスブラッドのリメイクを熱望します。

終わりに

以上、今年の上半期にクリアした18作品でした。これだけの数を半年でクリアすることはもうないかもしれません。ちなみに後半がVITA作品ばかりなのは本体がいよいよ危なそうだからです。耐えて…!

下半期の攻略予定の新作は、発売日が公表されているものだと10月の神獄塔メアリスケルターFinale一作のみ。出るならガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団黄泉ヲ裂ク華もやるつもりです。そろそろガレリアの続報が欲しいところ…。それにしても、ダンジョンRPGばっかりです。

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